着物を売る5つの方法とそのメリット・デメリット

着物を売るとき、着物専門の買取業者に査定を依頼することをおすすめしました。ですが、様々なサービスや情報媒体がある現代において、他にも着物を売る手段はいろいろありますよね。なぜ着物専門の買取業者や出張買取をおすすめするのか、他の手段と比べてその理由を説明します。

出張買取

メリット
自宅にいながら査定を行ってくれるので、特に用意するものもなく簡単に取引ができます。着物に余計に触れることもないので傷みづらく、綺麗な状態のまま査定してもらえるので、高価買取が期待できます。また、その場で現金で払ってくれる業者が多く、すぐにお金が手に入る安心感があります。

デメリット
査定員が来る日時を決めなくてはなりません。自分の都合の良い日・時間を設定せねばならず、プライベートの時間があまり取れない人には不向きでしょう。また、いくら信頼できる買取業者とは言え他人を自宅に上げることに抵抗がある人にとってはデメリットでしょう。

宅配買取

メリット
好きなタイミングで発送できるので、時間がない人でも自分の生活リズムを崩さずに取引ができます。着物を丁寧に梱包したり、伝票を記載したり、細々した作業がする人は苦にならず、楽しく買い取ってもらえるでしょう。

デメリット
着物にシワができないように気を使ってダンボールに入れたり、配達伝票を書いたりするなど細々した作業が必要です。また、この方法では梱包・配送時に着物に傷や汚れがついたり糸がほつれたりして、実際に査定する場面では状態が悪くなっている可能性があります。

フリマアプリ

メリット
多くの方はスマートフォンを1人1台持っているでしょうし、いつでもどこでも出品できたり買い手と取引できたりして便利です。着物の写真を撮って簡単な説明文を書けば、誰でも着物を売りに出すことが可能で、着物を売る方法の中では1番手軽です。

デメリット
出品している着物に買い手がついた場合、その人が本当に着物に精通しているかどうかは確認する手段がほとんどありません。実際についた買値よりも価値があり、出品した着物は本来であれば本当はもっと高く売れるはずなのに、安価で手放すことになってしまう可能性もゼロだとは言い切れません。

ネットオークション

メリット
フリマアプリと同様に、いつでもどこでも出品でき、買い手と取引できます。取引相手との交渉はネット上ですので、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人でも気楽に売却できます。また売値を自分で決めることができ、買い手がつけばその額面のお金を手に入れられます。

デメリット
「落札したのにいつまで経っても買い手が代金を支払わず、先に着物を送るよう要求される」「着物を発送してから10日も経つのに、買い手から未だに届いていないと連絡が来た」など、売り手・買い手・配達業者の間でトラブルになる可能性があります。

売り手・買い手は互いに直接顔を合わせないでやり取りするので相手がどんな人か分からない、配達業者が荷物を預かっている間は具体的に着物がどうなっているか正確には分からない、と不安要素がたくさんあります。手軽に着物を出品・落札できる反面、諸問題が不透明なオークションでの取引はリスクを伴います。

リサイクルショップ

メリット
近所にあれば即座に売ることができ、手っ取り早くお金を手に入れたい人には向いています。大型の店舗であれば着物を持っていくついでに、家電や日用品など他の商品を持ち込むことができ、まとめてたくさんの物を売りたい人にはおすすめです。

デメリット
素材や丈にもよりますが、着物は全体で1キログラムほどあり、持ち運ぶのが大変です。リサイクルショップに持ち込むとしても、着物を抱えて歩くだけでも大変なのに、着物が入る大きさの箱やバッグを用意するなど手間がかかります。

また、宅配買取の項目でも説明したのと同様に、持ち運びしたときにシワができたり汚れがついたりする可能性があるので、査定額が低くなってしまう恐れがあります。

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